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TOP arrow_forward_ios NEWS arrow_forward_ios 2025.07.09

長野県上田市産の原料を使用した『米粉パン』と『大豆ミート』を開発。 上田市の組織横断プロジェクトから生まれた商品がふるさと納税返礼品に。

ふるさと納税の寄附額増加と上田市のまちづくりを共創していく「まちづくりプロジェクト」第2弾

地域創生を基幹事業とするレッドホースコーポレーション株式会社(本社:東京都墨田区、最高執行責任者:山田健介、以下「当社」)は、長野県上田市(市長:土屋陽一、以下「上田市」)のふるさと納税業務を2023年度よりサポートし、市と二人三脚で魅力発信に取り組んでいます。その中で、2024年5月より組織横断プロジェクト「まちづくりプロジェクト」を企画・提案し、ふるさと納税担当部署である移住交流推進課以外の様々な部署を巻き込んで官民一体となったまちづくりへの取り組みを行っています。

今回、同プロジェクトから生まれたアウトプットの第2弾として上田市産の米粉を使用した「米粉加工品」と上田市産大豆100%の「大豆ミート」を開発し7月9日(水)、上田市のふるさと納税返礼品として登録しました。

 

米の消費拡大を目指し、上田市の特産である『桑の葉』を練り込んだ米粉パンを開発。地元らしさを演出。

まちづくりプロジェクトで各部署の課題をヒアリング・議論し、1つずつその課題を解決、ふるさと納税の寄附拡大につなげていく取り組みを進めていきました。その中で農業政策課から「米農家の所得減・自給率が低下している現状に対し、上田市の米の消費量を増やすために」また、商工課からは「特色のある商品でブランド力を高め、新たな市場を 開拓するために販路開拓が必要」との課題があがってきました。さらに交通政策課が管轄している道の駅でも「新たな特産品の販売」について課題があがっており、それらを連携させ、「米」を使った商品開発に取り組むことになりました。

 

桑の葉米粉パン

上田市のプロジェクトでは米を使った米粉パンの開発に着手し、商品化を実現しました。当社では「米粉加工品構想」として全国で米粉を使ったスイーツやパンの開発に取り組んでおり、今回は上田産コシヒカリを使って米粉パンを開発しました。

上田市は戦前「蚕都(さんと)」と呼ばれ、多くの桑園があったことから「桑」を使った加工品が多数開発されており、そこに目をつけた当社は桑の葉入り米粉パンの開発を始めました。オリジナル感も高い「桑の葉米粉パン」を市の職員や道の駅の方に試食いただいたところ「桑は愛着があり、ほんのりとした苦みがおいしい。癖もなく、桑独特の香ばしさがある」と好評でした。その結果、『桑の葉米粉丸パン』と『桑の葉米粉ベーグル』の2アイテムを発売することに決定しました。粘り気と甘みが強い上田産コシヒカリの特徴を生かし、ヘルシーなグルテンフリーのパンに仕上がりました。『桑の葉米粉パン』は7月9日(水)に上田市のふるさと納税返礼品としても登録しました。

 

米とともに上田市産の大豆を使った大豆ミートも開発。地元産大豆100%のヘルシーでサステナブルなたんぱく源。

米粉パンと同時にふるさと納税の返礼品に登録したのは、「信州・上田の大豆ミート(1kg)」です。上田市は大豆の産地で、地元産大豆を使用した健康志向や環境配慮のニーズに応える大豆ミートを開発しました。

本返礼品は、上田市で栽培された大豆を100%使用し、産地で収穫された素材を、専門の加工所で丁寧に仕上げました植物性ミートです。お肉の代わりに使える高たんぱく・低脂質の食材として、健康志向の方やヴィーガン・ベジタリアンの方にも適した返礼品となりました。

現在、本品を使用した新たな地域産品も開発しており、近日中に道の駅での販売及びふるさと納税返礼品に登録予定です。

 

本取り組みに関する各課担当者コメント

<移住交流推進課 清水係長>

上田市からレッドホースコーポレーション(株)への業務委託の目的として、本市の魅力発信を図ることがあります。今回の取り組みは、魅力発信のみならず上田市の魅力再発見にもつながっているものと捉えています。

<農業政策課 横林課長補佐>

上田市は全国トップクラスの晴天率や自然環境により、品質と食味に優れた農産物が生産されています。今回の取り組みにより、事業者とタッグを組んだおいしい新商品が誕生しました。ぜひ味わっていただき、当市を応援いただけますと幸いです。

<交通政策課 中澤係長>

道の駅は「地方創生・観光を加速する拠点」として、新たな魅力を持つ地域づくりに貢献することが期待されております。今回の取組で農業と商業の地域課題の解決を図り、新たな特産品の販売を通じて、道の駅が地域の魅力づくりに貢献したものと考えております。

<商工課 宮入課長補佐>

1つの特産品には農産物の生産や商品の加工・販売に関わる事業者の想いが込められており、そのストーリーをふるさと納税の寄附者と共有しながら地域ブランドとして発信できればと思い、このプロジェクトに関わりました。今後も皆様に喜んでいただける商品の開発・支援に取り組んでいきたいです。

 

ふるさと納税返礼品概要

●返礼品名と最低寄附額:

①上田市産 コシヒカリを使った 米粉の桑の葉丸パン 6個セット:8,500円

②上田市産 コシヒカリを使った 米粉の桑の葉丸パン・桑の葉ベーグル 各3個セット:10,000円

③信州・上田の大豆ミート(1kg):10,000円

●寄附サイト(全10サイト):ふるさとチョイス、ふるなび、楽天ふるさと納税、Amazonふるさと納税、anaふるさと納税、auPayふるさと納税、セゾンのふるさと納税、JRE MALLふるさと納税、ふるさとパレット、三越伊勢丹ふるさと納税

楽天ふるさと納税:https://www.rakuten.ne.jp/gold/f202037-ueda/

 

自治体や事業者の声に耳を傾け、彼らと共創した新たな商品を開発。

当社では、ふるさと納税のサポート業務に加え、地域の特性を活かした課題解決型の「商品開発」を行っています。現在、全国50以上の自治体で100アイテム以上の商品開発に取り組んでいます。全国の各自治体の状況や事業者の課題に合わせ、地域資源を活かした新しい地場産品を開発するだけでなく、地域の特徴をコーディネイトし、地域のブランディングを行っていきます。

当社が開発する商品は、地域の生産者の原材料を活用して製造するとともに、地域の事業者の商品とのコラボレーションなどによる地域ならではの“物語”を生み出し、事業者の企業活動の活性化や地域のブランディングをサポートしています。また、ふるさと納税の返礼品としての登録だけでなく、新たな販路開拓もサポートしています。地域のヒト・モノを巻き込んだ商品開発によって、地域を象徴する商品を共に創り上げることで、地域の人々のやる気を引き出し、その結果として生産者の増加や地域の食文化の保護にも貢献できると考えています。新しい地場産品の開発が地域ににぎわいを生み、町を元気にするきっかけとなることを目指し、商品開発部メンバー一同、誇りを持って取り組んでいます。

 

【長野県上田市】

上田市役所:〒386-8601 長野県上田市大手一丁目11番16号

市長:土屋陽一

URL: https://www.city.ueda.nagano.jp/

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