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新卒入社後3年でグループリーダーに―育休取得でキャリアと家庭を両立する若手の働き方

コーポレート部門 情報システム室

伴 明吾

―新卒で当社を選んだ入社の決め手と、これまでのキャリアの歩みを簡単に教えてください。

私は学生時代にe-sports大会の企画・主催をしており、それを活かせる仕事に携わりたいと考えていました。当時、レッドホースではe-sportsとデジタル教育を組み合わせた事業を展開しており、そこに興味を持ったのが入社のきっかけです。入社後に様々な部署の話を聞く機会をいただく中で、自身の関心に変化が生まれ、DX推進部(当時の情報システム部門)の仕事内容に興味を持ち、配属を希望しました。
初めはプロジェクトチームの一員として、リーダーや他メンバーのサポート役を務めながら、業務の進め方や考え方のフレームワークを学びました。その後、徐々に規模の大きいプロジェクトでリーダーを任せていただけるようになり、その働きを評価いただいてグループリーダーとしての任をいただくこととなりました。

若手が発言できる風土に支えられ、グループリーダーへ

―若手のうちから任せてもらえた仕事や、やりがいを感じた経験はありますか?

入社して間もない時期から、大小さまざまな業務を任せていただき、部門横断的なプロジェクトにも関わる機会がありました。特にやりがいを感じた点は、「あるべき姿」や課題が明確であれば、その改善策の立案から実行までを比較的自由に進めさせてもらえる点です。
若手であっても、提案が現実的であれば信頼して任せてもらえる風土があり、自分のアイデアが形になっていくプロセスや自身が設計した仕組みがうまく機能し、業務効率が向上したときには大きな達成感を感じられます。このように、裁量を持って挑戦できる機会が多いからこそ、自分なりの工夫や成長を実感できる環境だと思います。

―グループリーダーに昇格した際の気持ちと、変化したことを教えてください。

正直なところ、まだ先の話だと思っていたので、お話をいただいたときは驚きました。ただ、上長をはじめ多くの方々から評価いただいた結果と伺い、大変嬉しかったです。
昇格により、業務内容が大きく変わったわけではありませんが、予実管理やメンバーの評価・育成といった面を担うことになるため、これまで以上に「情報システム部門という組織をどう成長させていくか」「メンバーをプロジェクトにどのように関わらせていくべきか」といった視点で考える時間が増えました。

育休活用でキャリアと家庭を両立し、自身もリーダーとして成長

―育休を取得した背景や、実際に取得して感じたことを教えてください。

妻と生まれてくる子どものことが心配だったこと、そして「この貴重な時間は今しかない」と思い、妊娠がわかった段階で育休を取る決意を固めていました。
安定期に入ってすぐに上司や同僚に相談したところ、みなさん快く応援してくださり、本当にありがたかったです。ちょうど部門で新たな採用を進めていたタイミングでもあったため、私の育休中に業務が滞らないよう、取得予定日の1ヶ月前までに採用・引き継ぎを進めることができ、部としても個人としても非常に良い形で準備ができたと感じています。
期間としては約1ヶ月間取得しましたが、実際の育児は想像以上に大変で、終わってみると「もう少し長く取っておけばよかった」と少し後悔もありました。当社では育休の分割取得が可能なため、現在は2回目の取得についても前向きに検討しているところです。

―キャリアと家庭を両立できる理由、そして今後挑戦したいことを教えてください。

フレックスタイム制やリモートワークが可能といった柔軟な働き方ができる点は、家庭を持つ身として非常に助かっています。子どもが小さいうちは特に、急な体調不良や保育園の呼び出しなど予測できないことも多いため、「家庭の事情に合わせて働ける環境がある」ことは、大きな支えです。また、業務を属人化せずにチームで支え合う文化が根づいているからこそ、安心して家庭との両立に向き合うことができています。
今後は家庭とのバランスを大切にしながら、情報システム部門のグループリーダーとしての責任を果たし、組織や業務全体の最適化により一層貢献していきたいと考えています。