LANGUAGE 日本語 ENG
TOP arrow_forward_ios NEWS arrow_forward_ios 2021.09.28

レッドホースコーポレーションが桜美林大学・坂田ゼミと産学連携。 ビジネス課題の解決策を考案・提案。

産直D2C事業などを展開するレッドホースコーポレーション株式会社(本社:東京都江東区、以下 レッドホースコーポレーション)は、桜美林大学(所在地:東京都町田市、ビジネスマネジメント学群、教授:坂田淳一、以下 坂田ゼミ)との産学連携プロジェクトを始めました。

 

今回の取り組みは、坂田ゼミのテーマである「企業のマーケティング分析」の一環として、坂田ゼミの学生40人が4つのチームに分かれ、レッドホースコーポレーションが展開する「宿泊運営事業」「防災事業」「地域活性化事業」「エデュテイメント事業」という4つのテーマにおけるビジネス課題の解決策を考案・提案したものです。また、本プロジェクトの集大成として、2021年9月17日(金)にレッドホースコーポレーション・豊洲本社で成果報告会を開催しました。

 

報告会では、各事業の責任者および担当者がチームごとに考案した企画についてのプレゼンを聞き、講評を行いました。どのチームも市場規模や社会背景の深堀から丁寧に行い、また、提案企画におけるレッドホースコーポレーションとの関連性や顧客へのアプローチ方法までをしっかり提案に盛り込んでいました。

 

 

・参加した根石あかねさん(4年)のコメント
「坂田ゼミでは、グループごとに違った企業様から案件をいただき研究をしているため、今回のようにみんなで同じ企業様の研究をするのは初めてでした。1つの会社で様々な取り組みや事業を手掛けているレッドホースコーポレーション様にとても興味を持つとともに、ゼミ生内で数多くの事業を分担して研究できたことに楽しさを感じました。私はエデュテイメント事業の中のREDEEの活用方法について担当しましたが、子どもから大人までが楽しむことのできるコンテンツを提供していることが魅力の一つです。今後も学生ならではの視点から、様々な発想をしていきたいです。」

 

・産学連携の背景
2020年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、これまでレッドホースコーポレーションの事業の柱だった「おみやげ事業」の商品が大量に余剰となってしまいました。
当事業は、旅行者が事前におみやげを申し込むと、帰宅のタイミングで自宅や勤務先などの指定先に届けるというもので、コロナ禍で旅行に行くことが出来なくなったため、多数のチョコレートやクッキーなどのおみやげ商品が販路を失って、倉庫に沢山眠っていました。
そのままにしてしまえば賞味期限を迎え、大量の廃棄をしなければなりませんでした。
これらを何とか有効に活用できないかと全国の大学に呼びかけたところ、応募のあった大学の一つが、桜美林大学でした。
全国の学生もまた、リアル授業の中止や、孤立化、経済状況の変化などの急激な変化に直面しており、どの大学も、今までに例がないコロナ禍という事態に、試行錯誤の真っ只中だったのです。
レッドホースコーポレーションのスタッフが桜美林大に相談に行ったのが2月。
即決に近いかたちで、新学期を迎える4月には、行き場を失ったおみやげ商品を学生に配布していただきました。
その取り組みがきっかけとなり、今回の産学連携のプロジェクトにつながりました。

 

・坂田淳一教授プロフィール

桜美林大学 ビジネスマネジメント学群 教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科博士後期課程卒業 博士(情報通信学)号取得後、(株)アンダーセン、東京工業大学准教授を経て2014年より現職。
現:中小機構中小企業大学校 東京校講師、東京都多摩島しょ相談委員。
専門は、情報通信工学、データ分析、デジタルビジネス戦略、ものづくり企業経営。
現在、中小企業のデジタルトランスフォーメーションについての研究を実施中。

 

・桜美林大学について
桜美林学園は、建学の精神として「キリスト教精神に基づく国際人の育成を掲げています。この建学の精神の具現化のため、創立以来語学と国際教育を中心にした教育研究活動に力を入れています。学生一人ひとりが母語以外の言語を高いレベルで習得し、それぞれの興味や関心に基づいた専門的な学びの体系を保証すること、そしてグローバル社会の中で生きがいを感じながら活躍できる資質を育むことです。この目標を最も効果的な形で実現するため、学群制による教育体制を整えています。

 

【桜美林大学】
所在地:〒194-0213 東京都町田市常盤町3758
創立:1966年
学長:畑山浩昭
URL: https://www.obirin.ac.jp/

本件に関するお問い合わせ

お問い合わせはこちら